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【京都】新緑が映える「青もみじ」の名所5選!初夏の風物詩を見に行こう

公開:2021.04.02 更新:2021.06.02

【京都】新緑が映える「青もみじ」の名所5選!初夏の風物詩を見に行こう

初夏は新緑の青もみじを愛でる京都旅へ。京都の秋を代表する紅葉ですが、最近では晩秋の赤い紅葉だけでなく、鮮やかな緑の青もみじを楽しむ方も増えているのだそう。若々しく茂る青もみじの名所で、緑の美しさに触れてみるのはいかがでしょうか。

植物がぐんぐんと成長し始める初夏は、青もみじが美しい季節。
また、新緑の時期の京都は、観光客が少ない穴場のシーズンでもあります。
秋に見るのとはまた違った趣きのある、京都の青もみじの名所を訪れてみませんか。

【1】約3000本もの青もみじ!「永観堂」

永観堂の青もみじ

京都でも特に有名な紅葉の名所「永観堂」。
境内に植えられた紅葉はおよそ3,000本にのぼり、秋には見渡す限り一面赤に染まります。

その知名度と人気により、紅葉のハイシーズン時の永観堂は人の数も非常に多め。
けれど新緑の頃は比較的ゆったりとしており、お堂や仏像など、見どころをじっくり堪能できます。

永観堂の青もみじ

永観堂を代表する本尊「みかえり阿弥陀(あみだ)」も、初夏の季節はゆっくり参拝できるのが嬉しいところ。
青もみじが茂る境内をのんびり散策できる穴場の期間、ぜひお見逃しなく。

【拝観料】
一般600円、小中高生400円(11月上旬~12月上旬は特別料金)

■住所:京都府京都市左京区永観堂町48
■アクセス:京都市バス「南禅寺・永観堂道」から徒歩3分
■拝観時間:9:00~17:00、受付終了16:00(※拝観時間の詳細は永観堂の公式Webサイトをご確認ください)
■定休日:なし
■電話番号:075-761-0007
http://www.eikando.or.jp/

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
マスクの着用/手指のアルコール消毒の実施/三密を避ける/マイ靴袋の持参/検温
※37.5度以上の方は拝観をご遠慮ください

【2】神社で紅葉の名所といえば「北野天満宮」

北野天満宮の青もみじと鶯橋

「北野天満宮」は学問のご利益で名を馳せる、受験生の聖地とも言える神社。
近年では境内にある「もみじ苑」が、紅葉の景勝地として知られるようになりました。

青もみじが美しい季節に訪れたなら、おすすめしたいのが「鶯橋(うぐいすばし)」付近での撮影。
朱色の橋が青もみじの鮮やかな緑に映え、新緑の時期ならではの1枚が狙えます。

北野天満宮の青もみじ

また、このもみじ苑は豊臣秀吉が築いた史跡「御土居(おどい)」の残るエリアでもあるため、そちらを目当てに入苑する参拝者も少なくないのだそう。
青もみじと京都の歴史を一度に楽しめる、スペシャルな名所です。

【入苑料】
史跡 御土居の青もみじ公開(4/10~6/27):大人500円、小学生以下250円

■住所:京都府京都市上京区馬喰町
■アクセス:京都市バス「北野天満宮前」下車すぐ
■営業時間:6:30~17:00、もみじ苑9:00~16:00(受付終了15:40)
■定休日:なし
■電話番号:075-461-0005
https://www.kitanotenmangu.or.jp/

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
マスクの着用/検温の実施(青もみじ苑)
※発熱や体調不良の方は拝観をご遠慮ください
※拝観時は密にならないように散策してください

【3】青もみじと苔むす庭の「三千院」

三千院門跡の青もみじと苔

京都の中心地から少し離れた「大原」エリアに鎮座する名刹「三千院」。
華やかさに走らない荘厳な佇まいは、日本が大切にしてきた「侘び寂び(わびさび)」の心を感じさせます。

「三千院」の注目ポイントは、なんといっても庭園に敷き詰められたふかふかの苔。
初夏には頭上に青もみじが生い茂り、境内は生命力あふれる新緑の空間へと変化します。

三千院門跡の青もみじ

ビロードのような苔が見せる柔らかな緑と、青もみじのエネルギッシュな緑。
全身で森林浴を楽しみたいときには、まさにうってつけの場所と言えるでしょう。

【拝観料】
一般700円、中高生400円、小学生150円

■住所:京都府京都市左京区大原来迎院町540
■アクセス:京都バス「大原」から徒歩10分
■営業時間:9:00~17:00(通常)、8:30~17:00(11月)、9:00~16:30(12月~2月)
■定休日:なし
■電話番号:075-744-2531
http://www.sanzenin.or.jp/

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
マスクの着用/手指消毒のお願い

【4】石庭に映える青もみじの緑「龍安寺」

龍安寺の石庭と青もみじ

「龍安寺」は京都の世界遺産のひとつとして、海外からも人気の高い寺院。
禅寺である「龍安寺」に伝わってきた「禅」の精神に触れようと、国内外とわず大勢の参拝者が訪れます。

龍安寺のメインとなる石庭は、その名の通り白砂と石で構成された、白が基調となった庭。
そこに彩りを加えるのが、背景に広がる青もみじの緑です。

龍安寺の青もみじ

初夏の日差しによって輝きを増し、より石庭の白を際立たせる青々とした新緑。
石庭そのものの奥深さとともに、思い出に残る景色を見せてくれるかもしれません。

【拝観料】
大人・高校生500円、小中学生300円

■住所:京都府京都市右京区龍安寺御陵下町13
■アクセス:京都市バス「龍安寺前」下車すぐ
■営業時間:8:00~17:00(3/1~11/30)、8:30~16:30(12/1〜2月末日)
■定休日:なし
■電話番号:075-463-2216
http://www.ryoanji.jp/

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
マスクの着用

【5】緑の庭園にサツキが咲く「詩仙堂」

詩仙堂の庭園と青もみじ

江戸時代の文人が晩年を過ごした山荘跡「詩仙堂(しせんどう)」。
こちらの目玉はコンパクトにまとめられつつも完成度の高い、美しく整えられた庭園です。

四季折々、常に違う姿を見せてくれる「詩仙堂」初夏の庭園は、青もみじとサツキが見どころ。
毎年、夏の始まりが近くなってくると、木々が茂る落ち着いた緑の空間に、少しずつサツキの花の色が広がっていきます。

詩仙堂のサツキと青もみじ

静寂の中に時おりししおどしが響く「詩仙堂」で楽しむ、青もみじの緑とサツキの花。
穏やかな大人のひとときを過ごしたい方に人気の名勝です。

【拝観料】
大人500円、高校生400円、小中学生200円

■住所:京都府京都市左京区一乗寺門口町27
■アクセス:京都市バス「一乗寺下り松町」から徒歩7分
■営業時間:9:00~17:00(受付終了16:45)
■定休日:なし(※5/23は拝観休止)
■電話番号:075-781-2954
https://kyoto-shisendo.net/

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
マスクの着用/備え付けの消毒液のご利用/書院内でのソーシャルディスタンスの確保

もっと京都の青もみじスポットを巡りたいなら?

「この記事で紹介している場所の他にも、もっと京都の青もみじの名所を巡りたい!」とお思いの方もいらっしゃることでしょう。
そんなときに思い出してほしいのが、「青もみじの名所とは、すなわち秋の紅葉の名所である」ということ。
そのため、あなたが秋に行って素敵だと感じる紅葉スポットがあったのであれば、そちらを改めて訪れるのもおすすめです。

赤く染まる前の、みずみずしい新緑の青もみじが愛でられる名所の数々。
初夏の京都旅をお考えなら、ぜひ訪問先の予定リストに加えてみてください。

※新型コロナウイルス感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉・密集・密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。
※掲載している施設が営業時間短縮や臨時休業などの対応をされている場合があります。おでかけの際は、事前にご確認ください。


ライター

真下 洛

京都生まれ京都育ち、現在も京都在住のフリーライター。地元民ならではの視点を取り入れつつ、京都の観光情報や神社仏閣についての記事をお届けします。

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